筋肉量と脱水
台風の影響がまだまだ心配されますが、関東は暑さがまた戻って来ましたね。
今年は本当に暑さが厳しい夏です。
私の母は冷房が苦手で、昔から使わない人でしたが今年は意識して使うように!と連絡を入れたところ「でも風が通るから涼しいよ」との返答・・・
もうおばあちゃんだから気をつけてほしいものです。
ニュースでも小さい子や高齢者の熱中症が多く聞かれますよね。
高齢者の場合、腎機能の低下や夜間のトイレを避けて水分を制限したり、筋肉量の減少により脱水になりやすいと言われています。
筋肉?となる方もいらっしゃるかもしれませんが、筋肉は水分の貯蔵タンクとして、水分を豊富に貯めてくれるのです。
ちなみに「水と油」なだけに脂肪は水分の貯蔵ができず、脂肪の層によって熱が体内にこもりやすくなるため、夏は筋量が多く脂肪が少ない人が快適に過ごせるかもしれませんね。
当院にある体組成計は、この特性の違いを利用し、体に弱い電気を流して電気の通りやすさ(水分量や筋の断面積)を測定し体脂肪や筋肉量を教えてくれるのです!
以前大学生チームで選手を測定した時に何人か「ビリビリする!!」と騒いでいましたが、私は全くわかりません?
若い子にしか感知できないのでしょうか?
いずれにしてもこの暑さ、まだまだ続きそうですのでみなさまくれぐれも水分補給は怠らず、気温や湿度に敏感にお過ごしください。
さて、貯蔵タンクを増やすべくトレーニングだ!
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